ミライ先生の日直日誌

~Ms.Mirai's Day Duty Journal~

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ポケモン小説『白黒遊戯』第8話 誤解

「くっ……!」 「タジャ……!」」 ツタージャは辛そうに息をあげている。ノエルのポケモン図鑑は鳴りっぱなしだ。ツタージャのHPが3分の1をきったため緊急信号を発しているからだ。 「イヤッホーーーー!番号ゲットまで目前だああああああああああ!!」 …

ポケモン小説『海のプラチナ』第12話 最後の晩餐

「お兄ちゃんの外見は69点かなー。容姿がぱっとしないぶん内面で勝負しなくちゃねー」 「そ、そうね……」 私はティーカップを手に取った。アキコちゃん、本当に7歳なのかしら?男の子の顔に点数つけてるだなんて……。大きくなったら男を手玉にとりそう。私…

ポケモン小説『海のプラチナ』第11話 姫と王子

疲れた私はコウキくんの家で休むためにポケモンセンターまで戻った。ポケモンセンターの角を曲がって進むと住宅街が見えてきた。 「もう少しの辛抱ですから」 「うん」 コウキくんと私はさっきより遅いペースで歩いていた。めまいはもうしないけど疲れたこと…

ポケモン小説『白黒遊戯』第7話 ホットな男

「うおおおおおおおっ!愛してるうううううううううううううっ!!」 サンヨウジムに雄叫びが響く。ジムリーダーの1人、ポッドは戦いもまだ始まっていないのに熱くなっていた。ツタージャも相手が気に入らないのかカッカッしている。試合コートの外側にいる…

ポケモン小説『白黒遊戯』第6話 野生の女の子

アンニュイな顔をした青年が歩いていた。そのあとを紫色の猫がついていく。林と草むらしかないここは2番道路。カラクサタウンとサンヨウシティを繋ぐ短い道。青年のチョロネコはなぜか他のチョロネコと違い2本足で歩いている。2番道路を歩いて2分。青年…

ポケモン小説『海のプラチナ』第10話 デジャヴ

わたしはポケモン図鑑を胸に抱いた。あぁ、明日からわたしの恋の冒険が本格的に始まるんだ……。今日ルクシオにおそわれてから運命の歯車はすでに動き出している。どの服持っていこうかなぁ?わたしロングヘアーだからシャンプーとリンスとドライヤーも持って…

ポケモン小説『海のプラチナ』第9話 託される思い

デニムのワンピースに着替えて私とポッチャマは再びマサゴタウンを目指した。せっかくブーツも履いてるからそれに合わせてピンク色のスカーフを首にまいた。髪型はポニーテールに。だってまたコウキくんに会うかもしれないもん。少しはオシャレしなくちゃ♪ …

ポケモン小説『白黒遊戯』第5話 自由主義

チョロネコとツタージャの戦いが終わった。勝者はノエルのツタージャ。チョロネコに勝ったツタージャはニコニコ笑いながらノエルに飛びついた。 「ツタタ~!タージャタージャ♪」 「うふふ♪すごいわ。ツタージャ!えらいえらい!」 嬉しそうにノエルに戦果を…

私が好き?勉強の邪魔!! You like me ? Disturbing !!

以前、韓国人の三角関係について書いたのを覚えていますか? I wrote about Korean love triangle before, remember ? www.mirai-sensei.com はい。またあいつについて書きます(笑)。これは私たちが小学生だったときのことです。 Yes, I'm going to write ab…

海外で韓国人の三角関係に巻き込まれた Got involved in Korean love triangle in foreign country.

昔、海外に住んでいたときに韓国人の三角関係(?)に巻き込まれたことがあります。私―星乃ミライ―は日本人ですが両親の都合で小学生のとき白人が多い国に引っ越しました。そこでは色んな人種がいて色んなことが起こりました。 When I was living abroad, I …

ポケモン小説『白黒遊戯』第4話 ファーストコンタクト

「タージャ♪」 ノエルになでられたツタージャは喜んだ。彼女の脚にピッタリくっついている。チェレンはそれを黙って見ていた。そこへ2人と1匹に近づく足音が聞こえてきた。2人は顔を上げた。 「キミのポケモン、今話していたよね……」 「!」 立ち上がるノ…

ポケモン小説『海のプラチナ』第8話 安らぎ

ジュンがいなくなると湖は静まり返った。ポッチャマは気を取り直して湖で泳いでいた。涼しくてきれいで落ち着く場所。これが本来の湖の姿。でもさっきまでジュンがいたから静かすぎて逆に変。さっきの謎の光も気になる。それ以外にも落ち着かない理由がある…

ポケモン小説『白黒遊戯』第3話 ポケモン解放宣言

ポケモンをもらい、さっそく隣町に来たノエルとベルとチェレン。初めて訪れた町はカラクサタウン。高低差があるおかげで見晴らしが良いのが特徴の町だ。看板には「生い茂る町は繁栄の証」と書いてある。 チェレンはツタージャをボールに仕舞わないノエルを叱…

ポケモン小説『海のプラチナ』第7話 思い出の湖

「あの湖にはきっと伝説のポケモンがいる!」 ジュンは息巻いていた。私たちは今シンジ湖に向かっている。でも私たち2人が湖に行く理由は異なっていた。ジュンは博士のために伝説のポケモンを捕まえるため。私はジュンに付き合わされてしかたなく……ね。 「み…

6年生、7年生、8年生!? Grade 6, Grade 7, Grade 8 !?

上のおバカな絵はさておき……カナダでは生徒の学年を『grade』と言います。 Putting aside my silly picture... In America and Canada, the students' year of the school is called "grade". 「何年生ですか?」 「5年生です」"What grade are you in? "Gr…

ポケモン小説『白黒遊戯』第2話 仲間集め

アララギ博士からポケモン図鑑をもらってベルは大はしゃぎ。ノエル、ベル、チェレンの3人は旅の最初の一歩を同時に踏み出した。1番道路で博士からポケモンの捕まえ方を教わったベルはあることを思いつく。 「どれだけポケモンを捕まえられるかみんなで競争…

ポケモン小説『海のプラチナ』第6話 あわただしい昼

わたしとジュンは間合いを取るために数歩下がった。これが記念すべき初めてのポケモンバトルになる。…………不思議なことに私は冷静だった。今まで何度もしてきたように、対戦相手と向き合った。 「……ポチャ」 ポッチャマはナエトルに向かって「来いよ」と手招…

サトシのコスプレしたい!→チャイナドレス大量生産。I wanna cosplay Ash! → Made bunch of Chinese dress.

www.mirai-sensei.com 以前、自分で作ったプロムドレスを紹介しましたよね?私はミシンを使えばスカートからウェディングドレスまでなんでも作れます。そんな私が裁縫を始めたきっかけは意外なものでした。 I introduced you my handmade prom dress before,…

ポケモン小説『白黒遊戯』第1話 初めてのポケモン

ノエルとベルとチェレンがジュニアスクール(中学校)を卒業してから1週間。アララギ博士からノエルの家にプレゼントボックスが届けられた。約束の5分前に来たチェレンと5分後に来たベル。ベルがリボンをほどきチェレンがフタを開け、ノエルがボールを解…

ポケモン小説『海のプラチナ』第5話 相棒

目の前にあるのは2つのボール。選ぶのは、わたし。冷静に振る舞っているつもりだけどわたしも緊張している。その証拠にボールを取ろうとしている手が震えている。わたしは左のボールを掴んで中央にある丸いボタンを押した。 ―ボムッ。 ボールの開閉スイッチ…

天使降臨 Angel alight

キャーーーーーーー!!誰この美人さん!?ヒカリですよ!めちゃくちゃ輝いてます!背中に立派な翼が生えてもう天使ですよ!!2013年11月末に旧ブログで漠然幸樹(ばくぜんこうき)さんが私のために特別に『海のプラチナ』のヒカリを描いてくれました…

ポケモン小説『白黒遊戯』 magazine talk

―世の中には自分と同い年なのにとんでもないくらい活躍している人たちがいる。 『magazine talk』 午後5時13分。学校が終わってすでに1時間以上経っている。放課後になったばかりのときはまだ青かった空も茜色になりつつある。3人の生徒は人気のない廊…

ポケモン小説『海のプラチナ』第4話 出会い

いったいなにが起こったの?まぶたを恐る恐る開くと目の前にサル型のポケモンの後ろ姿が見えた。しっぽがあるべきところには炎がゆらめいている。小猿ポケモン、ヒコザルだ。アキラが持っているポケモンと同じ……。 「アキラ!?」 ヒコザルが出てきた方向を…

A、 B、 C+、C?

(上のイラストは『ポケットモンスター ハートゴールド・シルバーソウル』の男主人公とアンノーンです。) (The illustration above is a hero and Unown from Pokemon Heart Gold & Silver".) 日本の通知表は数字で5段階(もしくは10段階)で評価をつけ…

ポケモン小説『白黒遊戯』 苦労人チェレン

「チェレンって料理も掃除もできるしお金の管理も上手ね。きっと将来いい主夫になると思うわ」 母親の冗談とも本気とも取れる発言に、チェレンは必至に弁明した。 『苦労人チェレン』 ジュニアハイスクールの廊下は静かだった。授業中なのであちこちのドアか…

ポケモン小説『海のプラチナ』第3話 禁じられた遊び

わたしとジュンは草むらを走り出した。今まで遠くで見ていただけの場所を走るのは新鮮だった。通り過ぎていく柵、木々、花、生きもの。周囲の景色は少しずつ変わっていく。走るのに夢中でよく見てなかったけどあちこちにいる生きものがポケモンかしら?ビー…

日本の教科書は薄く、欧米の教科書は厚い。

皆さんご存知ないかもしれませんが、日本の学校の教科書は薄いです。だって一冊の厚さが1cm未満なんですよ?ずっと日本で育った方は「そんなの当たり前じゃないか」と思うかもしれません。でも世界的に見ても日本の教科書は薄いです。だってアメリカやヨ…

ポケモン小説『白黒遊戯』 純天使ベル

「よ~くお聞き。ベル。世界は……いや、宇宙はおまえを中心に回っているんだ!だから無茶をしちゃ駄目だぞ」 中学生になったとき、ベルは理科の授業でお父さんが間違っていることに気がついた。 『純天使ベル』 とある土曜日の午後。3人のティーネイジャーが…

ポケモン小説『海のプラチナ』第2話 幼なじみ

ここはフタバタウン。若葉が息吹く場所。ジュンとわたしの生まれ故郷。なにもない田舎だ。わたしたちは一度も他の村や町に行ったことがない。だって草むらに入るとポケモンが出てくるんだもの。 「遅刻遅刻~!」 トーストされたサンドイッチをくわえながら…

チャイナシルクでお姫様ドレス作ってみた♡

人間やればできます。 なんの話かというと人間やる気と根気と集中力さえあれば短時間でも何かを成し遂げることができるという意味です!少なくとも私は何回か成し遂げました。 ちなみに上の写真のドレス……3日で作りました♪いや~、アメリカやカナダでは卒業…